
相続手続ワンポイント よくあるミスとお問い合わせ 『登記編』⑤
『地方の物件漏れ』
『地方の物件漏れ』
多岐にわたる相続の財産承継手続について、よくあるミスやご質問を短くまとめてみます。
もしご自身で行うのであれば、ぜひ気にしてみてください。
いろいろと気にしないといけないのだな…と思われた方は、ぜひ専門家を頼ってみてください。
もしご自身で行うのであれば、ぜひ気にしてみてください。
いろいろと気にしないといけないのだな…と思われた方は、ぜひ専門家を頼ってみてください。
祖父母の実家が地方にあるはずなんだけど固定資産税来てないんだよね。
原野商法、リゾート地商法等で昔買ってしまった土地があるけど、固定資産税が来ていないからどうなっているか分からない…、最近はそんなお話をよく聞きます。
原野商法、リゾート地商法等で昔買ってしまった土地があるけど、固定資産税が来ていないからどうなっているか分からない…、最近はそんなお話をよく聞きます。
固定資産税には免税点というものがあり、評価額が一定の金額以下ですと、そもそも固定資産税がかかりません。
かかっていないからといって、登記しなくて良いかというと、そういうわけではありません。やはり、令和6年4月1日からの相続登記義務化の対象です。
そのまま放っておいてある方は、令和9年3月末までに登記をしなくてはなりません。
かかっていないからといって、登記しなくて良いかというと、そういうわけではありません。やはり、令和6年4月1日からの相続登記義務化の対象です。
そのまま放っておいてある方は、令和9年3月末までに登記をしなくてはなりません。
気になる方は、権利証を探してみたり、土地があるかな…という市区町村に名寄帳登録事項証明書の請求をかけてみたりして、調べてみてください。
なお、令和8年2月2日から所有不動産記録証明制度(→相続登記が必要な不動産を容易に把握することができるよう、登記官において、特定の被相続人が登記簿上の所有者として記録されている不動産を一覧的にリスト化し、証明する制度)が始まりますが、これによってきちんと調べられるようになるのは、だいぶ先になると思われます。